越後妻有・大地の芸術祭2015へ行ってきました!

7月29日(水)出発・「越後妻有・大地の芸術祭2015 日帰りバスツアー」へ添乗員として同行しました。
今年の新コース、13名様にご参加を頂きました。
誠にありがとうございます。


この芸術祭は何??と思われる方も多いと思うので、簡単に説明をすると・・・
世界からも注目されており、「人間は自然に内包される」を理念に東京23区がすっぽり入る広大な敷地を美術館に見立て制作した作品数は約400点。世界最大級の国際芸術祭です。2000年から始まり3年に一度開催し、今年は6回目です。前回は会期中に約37万人が訪れました。


芸術祭の舞台は、日本一雪深いとされる新潟県十日町。
日本一美しい棚田がある星峠や、日本三大薬湯の一つ、松之山温泉もあります。


日帰りで作品を全て見るのは不可能ですが、企画者としては「これだけは絶対外せない!」
お勧め作品を中心に見学しました。
2009年にお客さんとして行き、次から次に出会える作品に驚いたり、感動したり・・・その「楽しい」気持ちを少しでも体験してほしく、今年ツアーを企画しました。
ただ、現代アートと言うと難しいのでは?と思うかもしませんが、感じ方、捉え方は人それぞれです。
数学と違い答えを出す必要もありません。


今回は、案内人が同行し見学をします。
突然現れるアート作品。
最初、まつだい農舞台へ。この周辺に約30作品があります。
オランダのロッテルダムを拠点建築家集団。ヨーロッパ以外で初めて手掛けた設計作品。
外観写真を撮り忘れました・・・


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すぐ歩くと違う作品との出会いがぴかぴか(新しい)
とにかくテンションが上がりますグッド(上向き矢印)


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まつだい郷土資料館へ。
150年前の農家を移築した資料館。
ただの資料館ではありません。
館内は、囲炉裏や客間を利用したアートになっています。


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草間彌生さん、ご本人が一番お気に入りの作品「花咲ける妻有」
カラフル、水玉、網目模様、草間彌生さんの世界観が、このお花の様に広がっています。
私も草間彌生さんの大ファン!!


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昼食を取れる場所があっても団体受入れは難しく、そのため今回はお弁当。
ただのお弁当ではなく、地元のお母さんが作った手作りお弁当。
まつだい農舞台の中にある、まつだい里山食堂のバイキングも個人的にはお勧めです。


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巨大な色鉛筆に国名が書かれています。
234本あるそうです。この巨大なアートを見てテンションは更に上がります。
上がらない方はいないと思います。


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予定にはなかったイリヤ&エミリア・カバコフさんの新作も案内人の方が「ぜひ行きましょう」と提案があり、見学することにしました。
タイトルは「人生のアーチ」


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絵本と木の実の美術館です。
2005年に廃校になった真田小学校を2009年の芸術祭を機に田島征三さんが学校全体を使った「空間絵本」として再生しました。最後の在校生3人をモチーフにしています。


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今回は新たに「ヤギ」と「お化け」も登場します。
実際、モデルになったヤギもいます。


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特にお勧めの作品「光の館」


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屋根がスライドして天井が開き、徐々に変化する空の色が楽しめます。
3室あり実際宿泊をすることも出来ますが、会期中はほぼ満室。
個人的に一度は泊まってみたい宿泊施設です。


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越後妻有里山現代美術館「キナーレ」


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交流館を2012年に現代美術館としてリニューアルし、信濃川、縄文土器、越後の土など越後妻有に関係した要素が館内に溢れています。


いつかはツアーを企画したい!と思っていましたが、今回無事叶えることが出来ました。
ありがたいことに企画だけではなく、無事ツアーを催行し添乗員として同行することが出来たのもご参加頂いた皆様のおかげです。2009年に以上に楽しい思い出を作ることが出来ました。
また、お会い出来る日を楽しみにしております。(杉森沙織)




posted by KITANIPPON-TOURS at 2015年07月30日 11:16

八ヶ岳縦走2日間

6月20~21日、八ヶ岳横岳〜赤岳縦走2日間のツアーが催行されました。
15名様のご参加、ありがとうございました。
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(なぜか登山道に江頭が・・・???)
そんな事なんか気にしないで・・・れっつら、ごーー!

富山から糸魚川⇒白馬⇒諏訪を経由して唐沢分岐、タクシーに乗換えて桜平まで移動し、
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ここからの歩行となります。

今日のコース図です。
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中央下の現在地から⇒夏沢鉱泉⇒オーレン小屋⇒夏沢峠⇒硫黄岳⇒硫黄岳山荘と歩行します。

体操後、出発です。
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夏沢鉱泉までは林道を歩きます。

木橋を渡ると・・・
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夏沢鉱泉に到着です。
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ここで昼食の牛丼を食べます。牛肉があまり好きでない私でも美味しく食べれました。

ここから本格的な山歩きの開始です。
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オーレン小屋⇒

夏沢峠を経由し、
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森林限界を越え
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爆裂火口の脇をすり抜け
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硫黄岳に到着しました。
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生憎の霧雨で、残念ながら眺望はありませんでした。

こんな日は、とっとと小屋に向かって出発です。
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山頂から17分で硫黄岳山荘に到着です。
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到着後、まずは談話室でカンパーイ!

今日の夕飯です。
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鳥唐にサンマ煮・ゴマ豆腐・・・なかなか美味しかったです。

今日の寝室・・・
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フカフカのお布団で気持ちよく眠れました。

6月22日 天気:晴れのち曇り、一時雨。

想定内の、昨日とはうって変わった空・・・
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気持ちの良い夜明けです。
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小屋前から見るご来光
早起きは三文の徳!この先に何が私たちを待っているのでしょうか??
ワクワク、楽しみハート

今朝の朝食です。
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美味しい空気を吸いながら、小屋前で体操・・・
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さあ,楽しい稜線歩きの出発です。
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コマクサの小道を通り抜け・・・
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難所の奥ノ院〜三叉峰にさしかかります。
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ここからは岩場が続くので、ストックをしまいます。
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ここを登ると・・・

横岳山頂です。
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まわりはガスに囲まれ、残念ながら眺望はありません!

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岩場や梯子がまだまだ続きます。P1280054.jpg

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おおーっ、ツクモグサさんです。
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このお花は、北海道と白馬・八ヶ岳横岳周辺しか咲かない希少種です。
何とも言えないシブーいお花ですが、私の好きなお花の一つです。今年も会う事ができました。

気を抜くと危険な岩場の下りが続きます。
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地蔵ノ頭でひとまず危険個所は通過しました。
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展望荘で休憩し、八ヶ岳最高峰『赤岳』への急登に備え息を整えます。
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右はスパっと切れ落ちた崖、左も急斜面です。

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赤岳頂上山荘が見えれば、赤岳山頂はすぐそこです。
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とうちょーう!
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登頂おめでとうございます!

好天なら、北・中央・南アルプス〜富士山〜秩父〜奥多摩〜上州〜日光連山の大展望がありますが
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生憎の曇天で、甲斐駒ケ岳〜鋸岳がやっとでした。

私の好きな、赤岳の看板・・・
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去年はこのように↑まだ形が残っていましたが・・・
今年はボロボロに↓なっていました・・・
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かわいそう・・・

狭いピークの3m下で休憩後
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最後の難関、岩場の急斜面の下りで気を入れなおします。

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岩がもろく、落石要注意!
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中岳・文三郎尾根分岐で岩場は終了!
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ほっと一息です。

正面下には行者小屋が・・・
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振り返ると赤岳が見えています。

ここから行者小屋まで、ザレてとても滑りやすい急坂の下りです。
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見てのとおりのザラザラの急坂、道が乾いていると転倒者続出なんですが、
登山道に適度な湿り気があり転倒者は皆無でした。
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赤岳山頂から90分
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今日の昼食会場『行者小屋』に到着です。

ここの名物は、カレー
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なかなか美味しいカレーでした。

小屋で休憩中、強い降雨があり雨具を着けての出発です。
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ここまで来れば、もうキツイ下りはありません。

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途中数か所で渡渉がありましたが、水量も少なく問題ありません。

これは・・・
みなさん、想像力を大きく膨らませてください!
この大岩、何に見えますか?
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・・・私はライオンに見えました。

ナニコレ???
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♪ちゃんちゃんちゃんちゃんちゃんちゃんちゃんちゃん、ちゃーん、ちゃーーん!
(ナニコレ珍百景のメロディー)
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なんでこんなところに江頭が・・・???

まっ、あまり深く考えないことにして、先に進みましょう!

今年もお会いしましたネハート
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ホテイランさんハート
淡いピンクが可愛い・・・
北海道礼文島のレブンアツモリソウの仲間です。

登山道の入口に来ました。
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美濃戸山荘で小休憩します。
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ここからは自動車も通るダートの林道歩きです。

所どころショートカットします。
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約50分で美濃戸口に到着しました。
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お疲れ様でした。

今回南八ヶ岳で出会ったお花さんたちです。

サラサドウダン
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マイヅルソウ
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キバナノコマノツメ
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ミヤマカラマツ
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オサバグサ
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これも私の大好きなお花の一つ
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イチヨウラン・・・可愛いでしょ

タケシマラン
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上から見たらお花が見えません。そこがまた可愛いんです!
(秋の赤い実はもっと可愛いです)

イワウメ
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ミヤマダイコンソウ
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アカモノ
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キバナシャクナゲ
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お花は水滴を被るとイキイキとしていいですネ。

オヤマノエンドウ
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野草の女王、コマクサ
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今回は少ーし早いようです。

ミヤマシオガマ
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イワヒゲ
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ハクサンイチゲ
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チョウノスケソウ
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ウルップソウ
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ツクモグサ
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イワベンケイ
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ゴゼンタチバナ
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私は白色よりも、このような緑色の方が好きです。

そして最後に、ホテイラン
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このようにお花も一杯の南八ヶ岳。
今年は展望が今一つでしたが、大した雨にも合わずたっくさんのお花が見れたよい山旅になったかと思います。
また皆様との出会いと感動の素晴らしさを共に味わいたいと思います。
ありがとうございました。

Carpe Diem! いまを楽しみましょう!

担当:辻 正弘



posted by KITANIPPON-TOURS at 2015年07月28日 11:31

大雪山縦走と十勝岳登頂 4日間

こんにちは!北日本新聞旅行会の黒木です。

7月17日出発「大雪山縦走と十勝岳登頂」にツアーリーダーとして行って参りました。
このツアーは、国内屈指の花畑として知られる大雪山のメインルートの一つ、黒岳から旭岳までを縦走し、その翌日に大雪山系の南部の十勝岳に登るコースです。
NHK日本百名山の幌尻岳の案内役としても知られる北海道の有名ガイド、柳田氏の案内で登ります。
今回は18名様にご参加頂きました。ありがとうございました。

1日目
台風で飛行機が飛ぶか危ぶまれましたが、ゆっくり近づく台風を尻目に富山空港を出発。

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初日は黒岳登山の基地、層雲峡温泉にて宿泊。ヨーロッパのペンションのような可愛らしいレストランで、地元愛別産の茸鍋に舌鼓を打ちながら明日に備えます。

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2日目
雨予報も出ていましたが、高曇りの視界良好。まずまずの天気です。
ロープウェイ、リフトを乗り継ぎ、黒岳7号目からウコンウツギの咲く急坂をゆっくり上がります。

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ガイドの柳田和美氏。花も鳥も詳しく、今回たくさんのことをお教え頂きました。

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黒岳からは大雪の山並みが見渡せ、いよいよ核心部に入っていきます。

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メアカンキンバイ

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北海道のみに見られるエゾコザクラ

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黒岳石室付近では、本コースを代表する花、エゾノツガザクラの群生が!なんと美しい、、

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チングルマとのツーショットもよく見られました。
私は日本で一番のお花畑の山は?と尋ねられたら、この大雪山といつも答えています。それくらい、見渡す限り花、花、花なんです。まだ行ったことのない方、是非、一度は訪ねてみて下さいね!

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コースは中盤以降はかつての火口跡のお鉢をぐるりと回るように歩いていきます。
今日は総歩行距離14km、長旅です。

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今年は雪溶けが遅く、旭岳の直下では雪渓を登る場面もございました。ガイドやツアーリーダーがピッケル等でステップを作るときもございますが、シーズンともあってたくさんの登山者が歩いている為、今回はアイゼンなしで登ることができました。

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ようやく北海道最高峰、旭岳へ。バンザーイ!

この後、旭岳の麓にロープウェイで下山し、十勝岳麓の白金温泉へ。大きな大浴場で、ゆっくりと疲れを取ります。
夜、叩きつけるような前が降っていました。明日は大丈夫なのだろうか、、、

3日目
白金温泉からバスで数分の望岳台から登山開始です。やや小雨、、このまま本降りになりませぬよう、、
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と、思っていたら、、、

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ぐんぐん晴れてきました!

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どうやらご参加されたお客様の中に、強力な晴れ男、晴れ女がいらっしゃったようです。
最近、雨続きの私もその恩恵にあやかれました(笑)ありがとうございます!

晴天の中、全員登頂!
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十勝岳は現役の活火山。ここは火星のような場所だなあと、訪れる度に思います。
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白金温泉で入浴後、小樽港へ向かいます。
行きは飛行機で、帰りは小樽港から新潟港までフェリーでゆっくり体を休めて頂くという趣旨です。

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途中、車窓から美瑛のパッチワークの丘を楽しみながら、、

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小樽港出発。20時間の旅です。
ご参加された皆様は、次回どこの山に登ろうかしらと談義されたり、お酒を飲んだり、思い思いに過ごされていらっしゃいました。

来年は、利尻・礼文、大雪〜トムラウシ縦走、羊蹄山と樽前山など、北海道の山旅をたくさん企画したいと思います!

最後に、今回は私にとっては約7年ぶりにツアーリーダーを務めさせて頂いたツアーでした。
ツアー初日は緊張でほとんど眠れませんでしたが、7年前にご一緒させて頂いたお客様、初めてご一緒させて頂いたお客様のテキパキされた行動、暖かい眼差しによって無事にツアーを終えることができました。本当にありがとうございました。
未熟な部分もたくさんございましたが、よりよい旅を皆様に提供できるように努力して参ります。
今後ともよろしくお願いします!

黒木 甫

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今回のベストショット。見渡す限りのチングルマとエゾノツガザクラ!



posted by KITANIPPON-TOURS at 2015年07月26日 23:20

新幹線で行く 「ウスユキソウの早池峰山」「八幡平」と「新玉川温泉」3日間

ご無沙汰しております。北日本新聞旅行会の黒木です。

7月12日出発「ウスユキソウの早池峰山」「八幡平」と「新玉川温泉」に弊社吉田のサブとして添乗に行って参りました。
当ツアーは日本のエーデルワイスとも呼ばれるハヤチネウスユキソウの花期の早池峰山と、高山植物が見頃を迎える八幡平の、百名山2座を地元山岳ガイド・大友氏の案内で歩くコースです。新幹線でスピーディに現地まで行き、現地では登山のほかに、湯治の宿として有名な新玉川温泉でゆっくり楽しむのも特徴です。
17名様にご参加頂きました。ありがとうございました。

初日は、岩手県花巻温泉に宿泊し、明日に備えます。地元の食材をふんだんに使ったバイキングが美味しかったです。
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2日目は早池峰登山の日。晴れました!
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入念にストレッチ。約600mを登ります。

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快晴の下を歩きます。

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キンロバイ

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お目当のハヤチネウスユキソウ。ウスユキソウの中では大型で、白い綿毛があるのが特徴です。この山の固有種で、蛇紋岩の礫地に生息しています。5号目よりあちこちでたくさん咲き誇っていました。
その他にも、ナンブトラノオやナンブトウウチソウなどここでしか見られない花が多く、東北という緯度の高さと蛇紋岩の山という二つの組み合わせがこのような特異な生息域を形成したと思うと、いかに希少な山であるかが分かります。

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ミヤマオダマキ。紫色のランプのような姿が可愛らしい花です。個人的にはハヤチネウスユキソウよりもこちらの方が可愛くて好きになってしまいました。

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頂上付近。ヨツバシオガマやコバイケイソウなど高山植物が咲き乱れる、天国のような場所です。
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全員、登頂しました!バンザイ!
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登頂後は往路を下り、今夜の宿泊、秋田県新玉川温泉へ。
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源泉100%、50%、歩行浴や、頭だけ出す蒸し浴など多彩な浴槽を楽しめます。新玉川温泉の魅力は、なんといっても体によいと評判の世界でも珍しいラジウムを大量に含む強酸性の温泉です。が、私は50%でもビリビリ感じてしまい、弱酸性の浴槽に文字通り入り浸っていました(笑)

最終日は八幡平登山です。
本来であれば、茶臼口から見返峠まで縦走する予定でしたが、悪天候のため、見返峠から八幡平のピストンに切り替えました。
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暴風の見返峠。ここが一番風強かったです。。

それでも、たくさんの花たちが私たちを迎えてくれました。
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キヌガサソウ

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クルマユリ

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ニッコウキスゲ

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山頂にて

悪天のため予定よりも早く下山した為、入浴の他、岩手観光を行いました。

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焼走り溶岩流にて。1700年代に噴出した溶岩が固まり、全長約4キロ、幅約1.5キロにわたり、扇状の岩石帯を形成した特異な景観が広がります。後ろは岩手山です。これもいつか登ってみたい!

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盛岡城跡公園も訪ね、岩手の歴史について触れました。大友ガイドは歴史もお詳しい!

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帰りも新幹線です。こちらはE2系。最新のE5系は行きの乗車でした。

来年は大友ガイドお勧めの秋田駒ヶ岳のムーミン谷と姫神山を花の時期に実施する予定です。
東北の名湯とも組み合わせた、自然と旅情を満喫できるコースにしたいと思いますのでお楽しみに!

黒木 甫
posted by KITANIPPON-TOURS at 2015年07月23日 16:27

金峰山から瑞牆山縦走

6月18〜19日に『金峰山から瑞牆山縦走』のツアーが催行されました。
11名様のご参加、ありがとうございました。
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富山から北陸道⇒上越道⇒佐久⇒廻目平でバスを下車します。
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桜井交通バスの越後さんのお見送りで山旅の始まりです。

金峰山〜小川山は岩場が多く、クライマーのメッカ。
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当日も多くのクライマー達が岩場を楽しんでいました。

新緑の美しい林道をゆっくりと登ってゆきます。
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林道の途中で金峰山名物『五丈岩』も見えました。
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八丁平分岐に着きました。
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ここで休憩します。

何かお花が咲いてるぞ・・・
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ベニバナイチヤクソウさんです。
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淡いピンクの可愛いこのお花の名前には、『一番よく効く薬草』の意味があります。生薬名を鹿蹄草(ろくていそう)といい、強心や抗菌などの作用があるそうです。

ここまでが林道で、ここからが本格的な登山道になります。
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丸木橋を渡り・・・
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細い谷筋を歩いきます。

所どころに咲くお花たちが私たちに微笑みかけてくれます。
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キバナノコマノツメ
このお花はスミレなのにスミレの名が付いていない珍しいお花です。
和名の由来は、花の形ではなく葉の形を馬の蹄に見立てたものです。

マイヅルソウ
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ゴザンタチバナ
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今コースの最終水場
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美味しそうな水がコンコンと湧いています。
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ここで喉を潤します。
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う〜ん、美味し〜い!
「湧きたての山水を飲む」・・・山歩きの醍醐味ですね!

シラビソの樹林帯の中の急登が続きます。
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金峰山を代表するお花のお出ましです。
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アズマシャクナゲ
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金峰山の旬(ベストシーズン)といえば・・・「今でしょ!」
この美しいピンクのお花たちがキツイ急坂を忘れさせてくれます。

コミヤマカタバミ
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あったー、私の大好きなお花・・・
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タケシマラン
お花が下向きに付いているので上から見てもお花は見えません。(私のようにシャイなんですよ。だから好きなのかな黄ハート)
名前にランとついていますがランではなくユリの仲間なんです。
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このお花の真骨頂はこの実。とっても可愛いでしょ黄ハート美味しそうに見えますが毒があるようなので、よゐこ(よい大人)は食べないでくださいね!

とか何とかいっているうちに金峰山小屋に到着です。
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小屋裏の展望所。
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正面左奥の瑞牆山がこのように小さく見えます。

明朝の天気が怪しいので、展望のある今日のうちに山頂にアタックします。
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2599m、日本百名山金峰山の山頂です。
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360度の大眺望・・・ですが、雲の影響で見えたのは、富士山・八ヶ岳・瑞牆山・小川山・甲武信ヶ岳まででした。

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五丈岩の前でも集合写真を撮ります。

瑞牆山を見ながら小屋に戻ります。
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小屋のディナーです。
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まずは小屋のワインでカンパーイ!
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今宵の寝室・・・
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ピーク時にしてはさほどの混雑はなく、二階の屋根の下のよい寝室でした。

小屋の看板犬「ゆずひこ君」です。とっても人懐っこくてお気に入りの女性を見つけるや否や『いぬっ気』を出しちゃうという強者です。
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朝4時半、私たちを見送ってくれました。

お見送りしてくださった親切オーナーの吉木さんとツーショット!
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山談議に花が咲きました。

当日の天候は予想通りの霧・・・
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山頂に行っても展望が望めないので金峰山を右に巻いて瑞牆山に向かいます。
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中央奥が五丈岩、中央左が金峰山です。
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私たちはこの分岐を右に下って行きます。

砂払ノ頭までは、白峰三山と八ヶ岳〜金峰山の素晴らしい眺望を望みながらの尾根歩きです。
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5時半、眺望のよい所での朝食です。
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イマイチの天候ながらも、塩見岳〜白峰三山〜仙丈ケ岳〜甲斐駒ケ岳の南アルプスの素晴らしい眺望は最高のおかずです。

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胸もお腹も一杯になりました。
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さあ、瑞牆山に向かって出発です。

この周辺の山塊は花崗岩が多く、このような岩場もあちこち出てきます。
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砂払いノ頭にきました。
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(亀?スッポン?に似てませんか?)

西方面のキリが一瞬晴れました。
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砂払いノ頭から見た、越百山〜空木岳〜木曽駒ヶ岳の中央アルプス

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八ヶ岳

稜線歩きはここまで、ここからは森林限界で樹林帯の中を歩きます。
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足元に、花びら・・・?
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ここからシャクナゲロードの開始です。う〜ん、美しい。うっとりハート


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大日岩を左に巻き

鎖場もなんのその・・・♪
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大日小屋の上で休憩です。
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いやらしい岩場が終わった思いきや・・・
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石が散乱した歩きにくい道が待っていました。
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ここから天鳥川出合いまではこのような道が続きます。

マムシグサの群生
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このように群生すると見ごたえがあります。

ようやく富士見平小屋に着きました。
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小屋のすぐ下にはとっても美味しい湧水があります。
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うーーん、おいしい〜い♪
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やっぱ、水は湧きたての水に限る!

よくよく見ると、小屋の周りにもお花が咲いています。
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サラサドウダン

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レンゲツツジ

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クリンソウ

美味しい水で喉を潤し、さあ瑞牆山に向けて出発です。
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峠を登り下りすると天鳥川出合い、ここで一息入れます。
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奥に大きな岩が見えてます。

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これが桃岩です。この岩も岩登りの対象になっているんですよ!

この巨岩には転がらないようつっかえ棒がしてあります。
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良い大人は決して棒を外さないでくださいね!

ここからが瑞牆山への急坂の始まりです。
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ゲリラ豪雨の爪痕でしょうか、流木があちらこちらに転がっています。

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大きな一枚岩も問題なく登ってゆきます。

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ここにはもの凄い数の棒が・・・よっぽど大きな巨岩なのでしょうか?!

うわっ、ここにはたった2本しかかかっていない!巨岩がいまにも落ちそう・・・
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いつ崩れるかわからないから早く通り抜けてー!

山頂に近づくにつれ徐々に傾斜がきつくなってきます。
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瑞牆山名物「大ヤスリ岩」です。
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下から見上げると、こうなります。

ようやく不動滝コースの分岐に着きました。
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山頂はあと一息です。

鎖のかけられた大岩を登り・・・
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このハシゴを登り終えると・・・

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歩き始めて6時間半、瑞牆山山頂です。

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巨岩群であまり広くはない山頂で昼食です。
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「うわぉ!あんたらっちゃそんなとこに座とって、じゃまないがけ〜!」
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「落っちおちやがいね!」

皆さんは余裕こいてますが・・・・
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見ているこちらのほうが、○×○×が縮こまりそうです。

これが上から見た大ヤスリ岩です。
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なぜこのような形になるのでしょうか?自然の力って物凄いもんですね!

先ほどまで霧で見えなかった金峰山と五丈岩が見えました。(右のでっぱりが砂払いノ頭)
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丸太で作られた看板・・・
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私が知る限りでは、山梨百名山の山頂看板はこの丸太制が多く(全部かどうかは不明)一番好きな看板です。

山頂にけなげに咲いている可愛いツマトリソウに別れを告げ・・・
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下山開始です。
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不動滝コース分岐を右折します。
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ここからは富士見平コースと全く違って、シラビソの樹林帯の急坂を一気に下ってゆきます。
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このコースにもシャクナゲとつっかえ棒があります。
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さらなる急坂が続きます。
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夫婦岩・・・
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仲睦まじいお二人がいつまでも幸福でありますようにハート

不動滝に到着です。
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落差18m一枚岩を2段に流れ落ちます。落葉樹が多いので紅葉時に見てみたいです。

ここからは歩き易いなだらかな道になります。
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橋を渡りしばらく歩くと・・・
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林道出合いです。

アスファルトの道を15分歩くと
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ゴールのみずがき山自然公園に到着です。
10時間半の山歩き、お疲れ様でした!

今回はまずまずの天候ながら、シャクナゲをはじめ野草も随所に見れました。
曇天ながらも富士山や南アルプスも見えた、良い山旅だったかと思います。

また皆様とご一緒できる日を心よりお待ち申し上げます。

Carpe Diem! いまを楽しもう!

担当:辻 正弘
posted by KITANIPPON-TOURS at 2015年07月22日 12:10

美ヶ原縦走フラワーハイキング

みなさん、こんにちは!
7月11日(土)出発・「美ヶ原縦走フラワーハイキングツアー」へ添乗員として同行た杉森です。
山岳ガイドとして吉田、植物ガイドの鎌仲さんが先導しお花を眺めながら、ゆっくりハイキングを楽しむ内容です。
18名様にご参加を頂きました。誠にありがとうございます。


縦走の場合、個人で行くと車の回送のことも考えなければなりませんが、そんな問題を気にせず参加できるのもツアー登山のメリットです。


数日前まで雨の予報でしたが、天気予報が変わり朝から快晴晴れ


車窓から白馬三山、鹿島槍などきれいに見ることが出来ましたぴかぴか(新しい)
絵はがきを切り取った様な景色に見とれてしまい、写真を撮ることさえ忘れてしまいました・・・


美ヶ原高原自然保護センター→王ヶ鼻→王ヶ頭→塩クレ場→美しの搭→牛伏山→美ヶ原高原美術館まで、お花を見ながらゆっくりペースで約4時間の行動時間です。
もちろん、行動時間には休憩も含めています。


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美ヶ原高原自然保護センターで歩くルートを再度確認し、いよいよ出発です。


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歩き始めてすぐ、ウスユキソウを発見!


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優しい色をした「フウロ」


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白い可憐な花「オオヤマフスマ」


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キンバイ


途中、マルバダケブキ、ズミ、シロバナヘビイチゴを見ることが出来ました。


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王ヶ鼻では、この時期には珍しい富士山も見ることが出来ました。
写真ではなかなかきれいに写すことが出来ませんでした。


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鉄平石が重なり、景色に見とれて足を滑らせない様に注意をしながら北アルプスはもちろんのこと、八ヶ岳〜富士山〜御嶽山、松本市の街並みを眺めました。


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日本百名山が41座見渡せると言われる美ヶ原、実際に数えたことは無いですが想像以上に素晴らしい景色に出会えました。
集合写真をパチリ!


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花びらが車輪の様に見えることから「コウリンカ」と呼ばれています。


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ツツジの中で一番小さい「チョウジコメツツジ」


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シャジクソウ


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美ヶ原の最高峰「王ヶ頭」


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深田久弥さんも「さあ、どこまでも勝手にお歩きなさい、といった風に続いている・・」と書いてありますが、スノーシューの時期とは異なり、さすがに勝手に歩くことは出来ませんが、とにかく広大な景色に心洗われます。


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気持ち良くお昼寝をしている牛を眺めながら、歩くこと数分・・・
美ヶ原のシンボル「美しの搭」に到着。


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鳴らすと願いが叶う訳ではありませんが、ついつい鳴らしたくなります。
「カンカンカーン」と鐘の音を聞きながら歩きます。


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置いてある場所のせいなのか、ついついなでたくなります。


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振り返ると、こんなに歩いたんだと実感し・・・


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最後、美ヶ原高原美術館まで木道を歩きます。
左側には高原美術館ならでは、巨大なオブジェが展示してあります。
ついつい目が奪われてしまいますが、木道なので足元注意!


新富バスとも無事合流し、自分へのご褒美と言いながら吉田お勧めのブルーベリーのソフトクリームを頂きました。実は王ヶ頭ホテルでもバニラのソフトクリームを食べ、本日2個めです・・・
自分に甘いなと思いながらも食欲にはかないません。


皆様のご協力もあり、大きなトラブルも無く無事、富山へ戻りました。
個人的に今年の目標は、誰しもが憧れる北アルプスのシンボル「槍ヶ岳」です。
皆様にも「いつかは登りたい憧れの山」や「登りたい山」はあると思います。
それを叶えれる様に少しでもお手伝いが出来たらと思います。


夏山シーズン、真っ只中、皆様とご一緒出来る日を楽しみにしております。
今回、ご参加頂いた皆様、本当にお疲れ様でした。(杉森沙織)



posted by KITANIPPON-TOURS at 2015年07月14日 11:16